3年目のヨコハマ保活

3年続いた保活が2021年に終了しました。2年目からは激戦区港北に突入し、とりあえず終了しました。

定点観測2021年1月 横浜市港北区入所待ち人数

いつまでやる気が続くかわかりませんが、港北区の入所待ち状況について徒然と書いていきたいと思います。

 以下が、先月です。

ponpn.hatenablog.com

 

 

ベネッセ日吉保育園の0歳児の人数がまた伸びています。1歳児は先月と大して変わらないので、おそらく手当金の延長を取るために一歳の誕生日前に利用申請した、ファッション待機児童でしょう。駅近ですから本命で申し込んでいる人もいるとは思いますが、そういった趣旨の方は一歳児程度の人数で、基本的には絶対に内定したくない育休延長組でしょう。

今は育休延長許容する申告でランクを大幅に落とせるので、少なくとも港北区内は仮にきょうだい加算持ちでも0歳児がうっかり内定するような状況にはないと思いますが、念のためといったところでしょう。

 

小規模は0歳児入所待ちゼロの園がなくなりました。

一月末時点で小規模に入園できていれば二次利用調整で保育の代替手段の加点1点がつきますから、9月末では加点を取っていない保活ガチ勢が活動を始めていると見て良いでしょう。

 

最近気になっているのは、横浜市は調整指数上の保育の代替手段とされる施設を市内の施設とは表現していないことです。

横浜保育室が加点1点であるにも関わらず、都内からの転入者による申請で認証が有償保育として3点換算されているとしたら、不公平感がある気がします。一方、横浜保育室を使うと市民税を使うのに対し、認証であれば市民税は一円たりとも使っていないので、市民の税金を使わない層を優遇するというポリシーとしては一貫性のあると言えなくも…そうすると市外の小規模も3点換算しないと変ですが。

 

普通に考えて、家庭保育以外で質が担保されていない保育手段を取っている人を優遇しているのでしょうから、認証が3点だと趣旨からは外れそうですが、港北区に転入予定の都民の方は是非試して教えてください。

 

また、2022年以降の港北区へ引越しを予定している0歳児家庭はあえて引越し前は小規模を第一希望として保活をするのも悪くない手だと思います。

私が小規模を見学した感想は、狭い・採光通風がイマイチ、ですが、0歳児であれば元々行動範囲は広くないので、狭さは特に気にならないでしょう。年上の児童との交流も一定程度可能です。その上保育料は安く引越し時に加点がつくのですから、予め転園させることが決まっているのであれば良い選択肢です。

 

これはあくまで横浜市の話です。自治体によっては明確に自治体内の保育施設しか加点対象としない、居住年数や自治体内での待機期間が長い方を優遇するなど、転入者に不利な基準を設けていますから、子どもが産まれたのを機に引越し先を検討している段階であれば、引越し先の基準を記載した公式資料をきちんと確認しましょう。

 

保育園を考える親の会が発行している100都市保育力充実度チェックは首都圏主要都市の選考基準や入園難易度を表形式の資料集です。居住年数や待機加点は掲載されていませんが、育休中の上の子の扱いや、住民票を移す前の申し込みの取り扱い、高齢者と同居する場合の取り扱いがざっくりと載っていますから、港北区に嫌気がさして引越し先を考えている方などが引越し先候補の足切りに使うのにおすすめです。

入れるようになってきたとされている都内でも、認証が多く認可への入所決定率は低かったり、保育料の上限額が高かったり、0歳児保育実施率が半数を切っていたり、区ごとに様々です。

100都市保育力充実度チェック(2021年度版 頒布中!) | 保育園を考える親の会

 

2021/3/6追記 また自治体別の倍率チェックには厚生労働省の下記のページがわかりやすいかと思いました。

各市区町村の「子育て安心プラン実施計画」(令和2年度)

 

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