気の早い話をします。
港北区には病児保育が2つあり、保育園に入れたあかつきには、登録しようと考えています。2人とも病児保育となった場合にはタクシー送迎に決まっているので、予約の状況によっては北山田も検討対象としています。
2021/4/22追記 めでたい。しかし綱島近辺の方からは遠いかもしれませんね。
区内の保育需要を考えると到底足りているとは思えないのですが、最大公約数的な対処方法を掴めずにいます。(このような事態なので休むか在宅勤務しつつ保育も多いとは思いますが。)なお、前に一度入園した時には、近場にあった病児保育にお願いしており、保育時間は短いものの非常に頼りにしていました。
横浜市のホームページに載っている病児保育は全て医療機関併設型で、病児の体調に異変があれば、スタッフがすぐに小児科に診せられる体制になっています。疾病によってはいつもの保育園に復帰するには医師の意見や証明書が必要な場合がありますが、診療時間内であれば迎えに行って即隣の小児科に飛び込めるので、治りが悪い時も、元気になってきた時も併設する医療機関はとても重宝します。
企業主導型の認可外などでも病児保育に対応しているものもありますが、看護師の配置やかかりつけ医を決めるに留まりますから、利用する時はどこの小児科にかかるのか、確認しましょう。
病児をどうするかについて、ベビーシッターを利用する方もいると聞いているのですが(子どもが複数だと確かにコスパ良いかもしれません。)、下記のようにコンプライアンスを維持するのがとても大変な業界だそうです。
危機管理能力が低いタイプの人間である私はまだ使うのを躊躇しています。しかし、今後お世話にならないとも限りません。
なお大手が盛大に社会的信用を毀損したため、届出状況をアピールする事業者もでてきています。
安心安全な保育を提供する事業者として、東京都より交付を受けました | 病児保育のフローレンス | 子どもが病気になったときのベビーシッター
認可外保育施設届け出済みです | ル・アンジェ Yokohama
(下は神奈川県に届出て、横浜市に届け出るのを忘れていたということかと思ったのですが、普通に横浜市に届け出ているようです。)
神奈川県と東京都の届出業者一覧をリンクしておきます。政令市の事業者は政令市に届出することになっているため、横浜市、川崎市、相模原市は各市のホームページで確認します。
- 私設保育施設情報 - 子育て支援情報サービスかながわ※ キーワードに「居宅訪問」を入れています。
- 施設一覧 東京都福祉保健局
横浜市はこちらです。
- 幼児教育・保育の無償化対象施設の一覧 横浜市の居宅訪問型のところです。2歳以下の子の保護者はこんなとこ見ませんね。あと関係ありませんが、認可外施設の一覧をいくつ作る気なのか。このページの一覧は従業員専用認可外も網羅しているものでした。
そして、このうち横浜市の監査代わりの研修を受講しているベビーシッターは以下のページに載っています。このリストは横浜市で発生した無届ベビーシッターによる0歳児の死亡事故を受けて作成されたものと思われます。
横浜市は有識者会議から提言5で0歳児を預ける時のポイントを保護者に周知するよう提言を受けましたが、この点のフォローはされていません。また提言7では認可外保育施設での0歳児保育をサポートするよう言われていますが、これも特にはしていないようです。
これらや、有識者提言の全体のトーンからは次のようなメッセージが読み取れます。
0歳児を安全にベビーシッター含む認可外に預けるのは困難。預けるなら認可で。
まあ、それはそれで正しい結論なのかもしれませんが、それでもその時の状況で預けざるを得ないようなケースもあるので、保護者が在宅でベビーシッターを依頼しつつ用事を済ませられないか、随行してもらえないか、ベビーベッド、ベビーサークル等の安全を確保できるエリアの用意など個別のアドバイスが欲しいところです。
厚生労働省の委託を受けたベビーシッターマッチングサイトのガイドライン適合状況調査サイトでは以下のアドバイスを載せています。
【提言5】預ける側が、安心して預け先を選択できる仕組みづくり
横浜市は、預ける側に対して乳幼児、特に0歳児を預けるうえで、気を付けるべきポイント等について、十分周知すること。
例えば、厚生労働省の「よい保育施設の選び方 十か条」、「べビーシッ ターなどを利用する際の留意点」等を参考にしたチラシを作成・配布するな どし、預ける側へ、より安全な預け先を選ぶポイントを積極的に周知するこ と。
【提言7】0歳児保育の安全な一時保育環境の拡充
0歳児保育のための環境の整った認可保育所等の一時保育について さらなる拡充を図ること。
一方、現在、保護者のニーズに対応しながら認可外保育施設やボラン ティア活動団体でも0歳児保育を行っている。0歳児保育は特に安全性の 確保に注意を要する。これらの団体に対しても、リスクを認識して保育を行 うよう、横浜市がサポートをすること。
https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/kiroku/katsudo/r3/R03_kokyo.files/j4-20210922-kd-53.pdf
認可外なら市内か市外かは特に関係ありませんし、年齢などの要件が合えば無償化も対象になりますから、おまけで川崎市もリンクしておきます。
2021/3/6追記 マッチング型については下記のガイドライン適合状況をまとめたサイトもあります。しかし、インターネットで利用規約を読んで証明書などを提出する仕組みになっているかどうかを掲載しているだけのようです。実際提出されているかどうかは不明であるため、居宅訪問型の登録者リストから目星をつけた方をマッチングサイトで探すか、マッチングサイトで目星をつけた方を自治体のリストで確認する方が確実ではあるでしょう。
これは私の推測ですが、居宅訪問型の届出制度は平成28年から開始され、横浜市では新たな登録者はリストの後ろから追加されているようですから、私ならリストの後ろの方は選ばないです。前の方は一斉登録なので経験年数の長さと並び順は関係ないと思われます。
子どもの預かりサービスのマッチングサイトのガイドライン適合状況一覧
なお、横浜市は居宅訪問型には立入調査を行っておらず、集団指導研修を行うこととしているそうです。フローレンスは東京都から立入調査を受けているように読めるのですが、どちらかと言えば、東京都の運用の方がイレギュラーなようですね。
p28あたりから集団指導研修について
2021/8/21 横浜市内で無届ベビーシッター保育下での0歳児死亡事故が2019年に発生していたようです。このベビーシッターはベビーシッター自身の家で保育を引き受けていたようですが、届出ていたとしても定期に立入しないで良いんでしょうか。
ベビーシッターのような事業者ではなくアマチュアボランティアとしてこんな時に利用できます | 横浜子育てサポートシステムがありますが、病児は預けられません。
ワクチン接種の見通しからすれば、高齢者が4月以降で現役世代や子どもはまだまだわかりませんから、今年度いっぱいは家族が発熱している従業員は陰性とわかるまで休めという空気を出してくる企業が多いのではないかな、と思います。
だから保育園に入る入らないよりも相当気が早いですね。
<独自>新型コロナワクチン、3独法傘下病院で先行接種へ 厚労省打診 - 産経ニュース
1/20 とか書くと一般も5月からとか…そんなに早く高齢者打ち終わるとは思えないので、高齢者でも1ヶ月しか優先的には打てないよという話ですかね。
なお、気の早いついでに入園式や登園グッズの購入も心配しています。低年齢児は試着もしないで買うのが普通ですから、今年は店舗購入が少なくなり、特に季節もののオンライン在庫は争奪戦になりそうです。