3年目のヨコハマ保活

3年続いた保活が2021年に終了しました。2年目からは激戦区港北に突入し、とりあえず終了しました。

閑話休題19 横浜市保活2021年今後注視したい保活関連情報

最も影響ありそうなのは下記の話ですが、他にも気になる情報が何点かあったので、メモがわりに記しておきます。

ponpn.hatenablog.com

 

給付認定及び利用調整基準の改正3/25追記→6/15改正内容パブコメ

 

ponpn.hatenablog.com

児童福祉審議会保育部会の3/29の予定議題によれば給付認定及び利用調整基準の改正について今後パブリックコメントを実施するようです。

年度限定保育など、基準に書かれていなくとも公然と加点されている事例もありますから、目新しい内容になるかは不明ですが、この時期に改正されるのであれば少なくとも2022年4月の入園には適用されるでしょうから、4月以降は現在の実施状況 横浜市に注目したいと思います。

ファイル名が0324ですから、昨日更新して傍聴申込が電話で今日までとは中々えげつないですね。別に行く気はありませんが。

 

最近は新しく投稿したいような話はあまりないですね。

 

横浜市児童福祉審議会 横浜市

 

令和3年度 こども青少年局 予算概要について 横浜市

認可園の新設

令和4年度は市内23箇所整備予定、昨年18箇所の予算でしたから増えています。上の記事にあるとおり、日吉綱島近辺は引き続き重点整備地域です。数が増えたのは、整備が必要な地域として新たに指定された保土ケ谷区神奈川区などの地域があるためと推測します。港北区で言えば予算上は昨年と同水準なのではないかなと思いますので、下記の記事以上に何かある話ではないかと。

ponpn.hatenablog.com

 

少し気になるのは、令和4年度保育所整備用予算が減額されていることです。

事業内容の全てに拡充と書いてあるのに前年度比で1億円以上減る予算。そんなに貨幣価値が上がった感覚はないのですが。デフレを予測しているのでしょうか。数字のマジックってやつでしょうか。

0歳児枠なしでの新設はランニングコスト的にお得なだけで、建物面積は広くなるから整備コスト的にはおいしくないと思っていたのですが、ほふく室調乳室が不要になったりして、そっちのコスパもいいのでしょうか。

それとも何か丸ごと消された事業があるのでしょうか。よくわかりません。

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横浜保育室の認可移行

令和4年度の予算で横浜保育室6箇所の移行のための補助金を計上しています。

2021年4月の移行が終われば横浜保育室は市内で35箇所、うち8箇所が港北区です。ちなみに昨年も予算は6箇所で4箇所名前が出ましたが、1箇所辞退し、3箇所転換しました。その前は年間8〜12園が移行していましたからピークは過ぎているようです。

年間3、4箇所の移行であれば、2年に1回以上は港北区の園が移行すると思って良いと思います。日吉と綱島は認可移行のための物件探しをしている横浜保育室があると随分前から公表されています。とはいえ、横浜保育室はどこも運営が長く、認可移行は運営事業者や地域にとって大きな方向転換ですから、一気に移行することはないでしょう。

日吉には小規模園への移行を望む保育室があるらしいこと、綱島には乳児認可園へ移行した前例があることが微妙な要素ではあります。https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/kosodate/seibi/seibichiiki.files/yarea20200824.pdf

詳しくはリンク集の横浜保育室のリンク先を見ていただきたいですが、横浜保育室が移行すると2歳以下でも卒園扱いとなったランクアップ家庭が濫造されるので、付近の2歳以下の保活難易度が上がる傾向にあります。特に移行先の立地が微妙だったり、小規模園や乳児認可園だったりした場合、クラスのお友達とと共に優先入所を断って在園児のきょうだいより高い点数で良立地を狙うのは当然の心理ではないでしょうか。無双ですが、下の子の入園を予定した在園児家庭にとっては脅威です。横浜保育室には是非良い立地で認可園に移行していただきたい。

 

幼児を対象とした多様な集団活動事業の利用支援

これも令和4年度の予算です。何なのかよくわかりません。

一定の基準を満たす、幼児を対象とした多様な集団活動事業(幼稚園類似施設等)を利用する保護者の経済的負担を軽減するため、幼児教育・保育無償化の給付を受けていない保護者にその利用料の一部を給付します。

幼児教室に補助するイメージでしょうか。どんどん知らないサービスが増えていきます。認可園とは、おそらく何の関係もないので興味本位です。

私は幼保無償化の範囲すらよくわかっておらず、ファミサポも要件を満たせば無償化になるとこの間初めて知りました。

どこをウォッチしたらいいか想像がつきません。無償化のページでしょうか。

 

2/24追記 おそらくこれかな、と思うものが内閣府のホームページで見つかりました。

幼児教育・保育の無償化に関する協議の場 幹事会 (第5回): 子ども・子育て本部 - 内閣府

自然体験教室(プレイパークやボーイスカウト?)、保育ニーズに沿った幼児教室(幼児教室やグループ保育?)、諸外国の教育理念に沿った活動(モンテッソーリ教会学校?)、外国人系保育教育サービス(??)などのようです。これに選定されたサービスが横浜市にあるということですかね。

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/free_ed/kanji_5/pdf/s2-1.pdf

7/7 いつの間にかページができていました。

事業者側が申請すると児童1人あたり月二万円の補助が出るということのようですね。

幼児を対象とした多様な集団活動事業の利用支援事業(事業者向け) 横浜市

 

病児保育新設

令和4年度予算に新規2箇所と書いてあります。是非港北区であって欲しい…。

 

重大事故の再発防止検証

1/27に非公開で児童福祉審議会の専門部会的なものが開かれています。横浜市の保育園で死亡事故かそれに類するような事故でも起こったのでしょうか。それともベビーシッター関連か。気になりますね。

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/kodomo/sonota/shingikai/jidofukushi/jidoufukushi.files/0446_20210121.pdf

そもそも重大事故とは何なのか、横浜市の事件事故の冊子https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/kosodate/iko/shisetsu_oshirase.files/0116_20200305.pdfを見ると、死亡事故や重傷事故という扱いのようです。私のイメージではうつ伏せ寝による呼吸停止、散歩中の交通事故だったのですが、冊子では扉などでの指はさみによる切断の危険性に関するコラムが載っていて、確かに小さい指だと…と背筋が寒くなりました。後はアレルギー誤食などがありますね。

 

令和元年の事例として載っているのは圧倒的に4-5歳の骨折でした。あとは子供同士のぶつかった各種怪我ですね。多くはないですが2歳前後の置き去り、5歳前後の園抜け出しなどもありました。近くの小学校ボランティアや近隣住民に保護されるケースもあれば、玄関を出てバスに乗り込むのを複数の保護者に目撃されながらスルーされ、バス会社から警察を介して帰宅するケースもありました。バス通りなら近所をふらつくよりバスに乗った方が安全だったに違いありません。

いずれにしろ、このような毎年起きているだろうと思える案件で委員会を新設するとは思えないのでやはり深刻な案件があったのではないでしょうか。気になります。

 

21/8/19追記

無届ベビーシッターが0歳児をベビーシッターの自宅で保育中に異物を誤嚥して死亡した事故が2019年にあり、横浜市が2020年に事故を把握したもののようです。更にこの無届ベビーシッターの所属していた預かりグループが区役所で配布している子育て支援冊子に載っていたということでした。

概要だけでも色々な引っかかりワードが何重にも重ねられていてうーん、やっぱり○○はー…となってしまいます。一方で預かりから窒息まで1時間に満たない短時間であり、普通の家庭でちょっと祖父祖母に見ていてもらうレベルで起きる事故、という点で恐ろしい内容になっています。

飲み込みや、昼寝の監視などを考えると、私個人は0歳児の保育は、専用の部屋で、監督者とプロ保育者が各々いるシステムでしてもらうのが1番安心感が持てます。午睡中の10分ごと呼吸確認など、どんなに必要性を理解している人でも毎日やっていれば、ねえ。

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/kodomo/sonota/shingikai/jidofukushi/jidoufukushi.files/0470_20210729.pdf