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まん防が延長されました。
趣味のネットサーフィンにより、横浜市が保護者向けに特に中身のないまん防期間の通知を出しているのはよく知っているのですが、通園先から手渡されたことはまだ一度もありません。もちろん過剰な自粛のお願いもされたことはありません。
新型コロナウイルス感染症対策に係る保育所等の対応について(令和3年10月4日時点) 横浜市
上の子が前の認可園に在籍していた時や認可外などを利用した時は欠かさず渡されていました。いずれも全国展開している企業の運営です。保育園というのは意外と多様性に富んでいます。
さて、私も昨年は待ち人数を毎月ウォッチしたりはしていなかったのですが、この後の年末くらいまでの展開は皆さまも何となく想像がつくのではないでしょうか。
0歳児は、入れようが入れまいが育休手当金の延長のためには申し込みをする層が多い為、今後申請数が毎月じわじわと増えていきます。
では、どこの保育園に申請が集中するでしょうか。
育休延長を希望する世帯は当然、今入所待ち人数がある程度嵩んでいる保育園に申し込みます。
就業契約時間数にかかわらず、育休延長が許容できる旨申請に記載すれば、ランクはI調整指数は-10に落ちますが、定員割れしている保育園では入所出来てしまう可能性が高いからです。また、入所待ちが1-2名の場合でもやはり、その1-2名も育休延長希望だった場合、子どもの数や年収によっては空き枠発生でいきなり入所してしまう可能性があります。
昨年とは異なり、0歳の保留児童が実質解消されている地域が多くなってきていますから、育休延長組が安心して申込める園は減っているのです。
そのあたりは昨年4月の一次利用調整後の待ち人数と今年のものを比べて見ていただければ、違いがわかると思います。
ベネッセをはじめ、今待ち人数が多い園の0、1歳児クラスは今後例年より更に保活難易度の実態を把握することが困難になっていくと思いますが、冷静に地域2番手3番手との待ち人数の差なども参考に保活をすることをお勧めします。
その他の地域の園は、逆に4月以外は少し見かけ上の待ち人数が抑制されてくるかもしれません。しかし、本気で途中入園を狙う通常ランクの方の申請はこれまで通りあると思いますので、実質的な入園難易度には影響はないでしょう。エリア的に新設園や人口急増が見込まれないのであれば、来年4月の保活には、本気申込の割合が高いと思われる今年4月の一時利用調整後の状況や昨年までの待ち状況を参考にすると良いのではないかと思います。
入所待ち人数