3年目のヨコハマ保活

3年続いた保活が2021年に終了しました。2年目からは激戦区港北に突入し、とりあえず終了しました。

2021年横浜市保活 2022年4月から利用調整基準(ランク付の基準)が変わる!

お待ちかね、利用調整基準の意見募集が始まりました。

「横浜市給付認定及び利用調整に関する基準」の一部改正について(意見公募) 横浜市

 

居宅内労働と居宅外労働の統合に合わせて通信制大学と通学タイプの大学も同加点に、

また、コロナで認められた復職しない認可外加点が定番化していますね。

 

あとで見て、また更新します。

 

見ましたが、改正案のランク表では、居宅外労働だけになっていて、新旧対照表で内外合わせて就労に統一されている内容が反映されていませんでした。

従って、改正案だと居宅内はその他で何とか長が緊急性が高いと判断した場合のみランク付されるというトンデモ案になっていました。

確定ではないにしても、さすがに雑すぎないでしょうか。

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市民を試す意見募集です。

6/16 何も解説できていないことに気が付きました。居宅内だろうが、自営だろうが、これからは何でも就労となります。

 

実りのないことばかり言っていても仕方ないので、中身についても触れましょう。

概要には書いてありませんが、同一ランク同一調整指数で並んだ場合、これまで居宅内は介護やひとり親等より劣後していましたが、今後は就労に統一されたことで、これらの理由よりも優先されることになります。

単純に考えると介護やひとり親等と認定を受ける予定の家庭の一部の方々にとっては改悪なのですが、例えば障害児についてはこの利用調整基準を元に、別途利用調整します。とそもそも別枠であったり、きょうだい児介護、ひとり親には調整指数上の加点が元々あるので、実際同一指数で戦うことはなく順位上の変動はあまりないかもしれません。

 

在宅勤務関連は賛同するかは置いておいて、改定理由はわかりやすいですが、認可外加点はよく理由がわかりません。

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まず、見直しの考え方の

育児休業中であっても、他での就労や介護をしている場合もあり必ずしも「保育を必要とする要件」がないとは限らないこと

は、文字通り読めばそうであれば、介護や就労は保育の必要性の認定基準にありますから、そもそも改正は不要で、現行の

利用申請時点で保育を必要とする要件がある場合に限ります

で良いはずです。前段の取扱いだけ見直せば良いのです。

ですから、ここで言う「保育を必要とする要件」があるかないかは、もはや理由には関係がないのです。

これは別居の介護や一定の労働時間のない副業の場合、「保育を必要とする要件」はないかもしれないけれども(たまたま要件に該当する事例もある可能性もあるので)、(なんとなく良い気がする…)という、雰囲気だけを指す言葉であると思われます。つまり大事なのは次の理由なのです。

 

対象の施設等を利用している状況には変わりないことから取扱いの見直しを行います。

同じ認可外に通う子同士、認可入所の時点の家庭事情が同じなんであれば、申請時点での親の事情はどうでも良いのでは?(出来れば手続きを簡略化したい。)

ということと思われます。()内は根拠のない私の憶測ですが、そもそも入所前の内容にあまり細かく忖度しないというポリシーは他の基準の内容でも一貫しているように思えます。

例えば、待機期間や居住年数などを優先順位に反映させる自治体もありますが、横浜市では市民の声などを見ても要望として取り上げたり検討している雰囲気はありません。細かいことは所得一本勝負です。

中には育休復帰加点や待機加点で認可外加点を謎に牽制する自治体もありますが、それくらいなら認可外加点など無くしてしまえばいいのです。横浜市だっていっそのこと無くしたいけれど妥協の産物として今回の案を示しているのかもしれません。もしかしたら本当はテレワーク普及に乗じて単身赴任や出張加点だって無くしたいのかもしれません。特に月2回程度の夜勤宿泊出張に加点しているのは多様な働き方をフラットに評価する観点では意味不

 

話が逸れました。兎に角、認可外加点は残りました。それ自体は保活の選択肢の1つが残ったものとして前向きに受け止めたいと思います。

しかし、預け先の条件を有償で、親戚以外、からもう少し絞ってもいいんではないですかね。このままだと未届けベビーシッターとか闇ベビーホテルみたいな社会問題的なものに加点が可能なので、せめて加点狙いの保護者には届出くらいの手続きがされている認可外を選んで欲しいと思った次第です(補足:これは認可外通園の世帯が加点狙いだとか加点狙いでなければ闇ベビーシッターもやむを得ないとかいう意味ではなく、加点狙いの世帯くらいは基準を読んでいるだろうから、届出してる認可外から選ぶように仕向けるべきではという意味です。)。