3年目のヨコハマ保活

3年続いた保活が2021年に終了しました。2年目からは激戦区港北に突入し、とりあえず終了しました。

定点観測2021年9月 横浜市港北区入所待ち人数

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ponpn.hatenablog.com

 

今回も特筆すべきことはありません。ベネッセは着実に待ち人数を増やしており、このペースでは昨年より1ヶ月程度早い11月には0歳児クラスの待ち人数は210名を超えるでしょう。

しかしこの表の大倉山から小机にかけては未だ0歳児クラスの待ち人数が0名の園も多く、昨年の12月頃はこれらの地域も概ね1以上が並んでいたことを考えると、ベネッセのこの状況は日吉綱島エリア外からの申込がそれなりに含まれているので、地域の保育ニーズの更なる逼迫を表しているわけでもないと考えています。

 

今年4月の新設があったわけでもないのに何故か待ち人数を大幅に減らしてしまった表の大倉山から小机までのエリアは来年の状況が読みづらいですね。急激に子どもが減ったということもないと思うのでコロナの影響を相当受けていると思うのですが、戻るのか(単なる復職見送り)すぐには戻らないのか…。

12歳未満がワクチン接種できる見通しはないというか、そもそも全く予定にないわけで、今幼児の感染リスクを重く見ている層が、方向転換するタイミングというか、そういうものを来年までの公的なイベントに求めるのは難しいのではないかと思っています。何となく、今年中には感染者数は第n波があったとしてもピークはだんだん減ってくる状況になるのではないかと思いますが、渦中において、今がてっぺんだと断言するのは専門機関でも無理でしょうし、幼小に限った感染状況は想像つきません。

したがって来年4月の一次利用調整の〆切である11月までに、昨年申込を見送った人が申し込みに転じる理由というのは、少なくともコロナ関連では出てこないんだろうと思います。ただ金銭的にきつい、子どもの運動や知的能力が成長し、外と交流の少ない状態での家庭保育が体力的精神的に辛くなってくるなどは大いにあると思いますので、一定の年齢ではそういう現実的な諸々に押し流されつつ保育ニーズが戻ってくるのではないでしょうか。

そうすると来年4月の一次利用調整では0歳児は引き続き申請控えと言われる現象が発生し、1-2歳児にかけて需要が一部復活する分やや厳しくなる可能性があると見ておけば良いかもしれません(1歳後半くらいから子どもが外遊び好きになり、公園などで遊ばせるうちに色々妥協をせざるを得ない家庭は少なくないのではという根拠のない個人的な予想です。)

 

ただし、箕輪町の待ち人数は別です。既に0歳児クラスは昨年の12月相当の水準に達しています。もちろんここで増え方が止まることもないでしょう。おそらく地域の乳児の数がかなり増えているのです。大規模マンションが3年かけて入居中なので入居月前後だけではなく出生で増えているのでしょう。

こういったベビーブームはマンション系Twitterなどで言われるとおり、今年来年に限らず数年続くでしょう。

ですからまだ待ち人数にいない来年4月の0歳児クラス希望者も着実に増えていると思われ、楽観視は厳しいのではないでしょうか。0歳児は加点の手段も限られて来ますから、ボーダーが極端に高い園があるというより加点3点子2人とか加点4点(きょうだい夜勤、双子)など自然体で高加点となるステータスの方で相当並んでしまう気がしています。このエリアでひとりっ子の保活をされる方は初手は認可外、町外にあるが近隣の方が入園している園などのリサーチに注力し、町内のことは当選確率の低いくじくらいに思った方が良いかもしれません。

 

箕輪町は新設が既に一件決まっていますが、もう一園くらい新設があると良いですね。

 

綱島東は思ったほどではないというか、希望が分散している印象を受けます。これはテレワーク普及で駅近志向が解消されたのか、新綱島駅という新たな駅近需要でそう見えるのかと考えたのですが、元々綱島と新綱島の間にはパチンコがあるせいか保育園が建たないので前者かなと思っています。

綱島駅のドレッセタワーは2024年入居で販売時期が今年10月以降ですから、来年4月は流石に関係ないと見て良いです。もう一つの綱島駅東口タワーの地区は7月の段階でも横浜市に事業検討区域などという曖昧な呼び方をされているので、再来年も影響なさそうです。

地区の状況 横浜市

 

入所待ち人数

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