3年目のヨコハマ保活

3年続いた保活が2021年に終了しました。2年目からは激戦区港北に突入し、とりあえず終了しました。

閑話休題74 横浜市の2023年4月待機児童数公表。小規模利用時の駐車場助成などはじまる模様。

令和5年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について 横浜市

まだ読んでいないので、とりあえず貼り付けます。

小規模利用時の駐車場助成で自宅最寄りの駐車場も対象というのは中々美味しいですね。

 

2023.5.18追記

2019.4 557人 200人 35.9%

2020.4 447人 201人 45.0%

2021.4 356人 189人 53.1%

2022.4 337人 185人 54.9%

2023.4 425人 209人 49.2%

 

先日の記事の答えはこうだったということで、状況としては、2020.4月に近くなっています。

 

ponpn.hatenablog.com

 

市内でも増えているケースが多く、12区が前年度比で保留児童増、1区が同数、5区が減となっています。

一方で、市内の待機児童のランクの分布は低ランク化しています。昨年度の待機児童はBCランクが多く、先程言及したは港北区の保留児童数が近い2020.4月の待機児童のランク分布はABランクがツートップでした。

では、Aランクの保活は楽になっているのか?

 


まず、超低ランクである育休延長希望者、これは1,468人で過去最高を記録しました。昨年の保留児童数に対する非育休延長希望割合は56.1%で、今年は54.5%でしたから、普通に保留児童になる件数が増えて、育休希望者の割合が全体に占める割合を圧迫しています。

延長希望者の申請クラスは基本1歳児と考えるのが自然でしょうか。

今年の年齢クラス別保留児童数は純然たる保留児童から育休延長希望者を抜いた人数を掲載する方式に変わっています。

これは昨年度、同じ数値がありますので比較してみます。

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https://www.city.yokohama.lg.jp/mayor/kishakaiken/kaikenyoshi/2022/20220511.files/20220511_kaiken_taikijidou.pdf

 

2022.4→2023.4

0歳児 257→205

1歳児 889→954

2歳児 301→364

3歳児 125→140

4歳児 54→56

5歳児 26→36

 


0歳児以外の全クラスが…とはいえ4、5歳児は増えた減ったは誤差かと思います。日吉綱島の激戦エリアでも5歳児は町内のどこかには入れるように思いますので、枠が足りないというより、どうしても生じるミスマッチなのかと思います。

 


育休延長希望者は、雇用が安定している本来ABランクの方が多いというのが私の根拠のない考えで、その意味で育休延長希望者が増えるということは保活が楽になる方向に作用すると思います。

しかし、逆に言えば年齢が上になり復職しようというタイミングで従来なら参戦しなくなっていたはずのランクが戦いに戻ってくるので、負けた人が残るトーナメントなのに何故か回を進んでも周囲の敵が弱くならない若しくは強くなってくるという一回戦惜敗レベルの人にとっては悪夢のような環境になっているかもしれません。

その一回戦惜敗レベルとはどのくらいなのか?というのは残念ながら日吉綱島の中でも地域により変わるのではないかと思いますので、なんとも申し上げられませんが、箕輪町綱島東でもアレな待ち人数が並んでいるエリアで0-3歳児の保活をされる方は待機児童はC-Dランクメインなどという情報は完全に忘れて保活した方がよいです。

特に今年4月0歳児で育休延長希望ではないのに落ちた方、そのまま同じランクと加点と希望園で来年4月の申請をしても無理です。もう少しで定員割れとかいうエリアならともかく、加点や希望園数、希望エリアを変えなければ205人は来年の954人の1人になるだけです。今いる序列のもっと後ろに並ばされる可能性すらあります。

 

何なら港北区は保留児童÷定員数が

2020.4 7.0%

2021.4 3.9%

2022.4 3.6%

2023.4 4.5%

と増設が追いついていないと言える状況でもあります。

 

0歳児のうちに9月までに多少加点をつけるか、2歳児で入る長期戦を検討するか、0歳児で非育休延長希望の方は地味に今分岐点に立っていると思います。


厳しいと言われるエリアで1歳児狙いで保活する方は、もう園見学時に年度限定を受け入れていそうであれば、今何人受け入れているか、4月は埋まっていたか、昨年は何月くらいから空いたか、受入児童の選定方法など聞いてみると良いでしょう。

ただし、新設園が4・5歳児の空き枠を利用して枠設定している場合、その情報の賞味期限は短く、持ち上がりで定員が埋まり次第、枠が消失してしまうことが多いです。

今は入れず2年近く先の利用になってしまう来年0歳児保活の方は聞かなくてよいでしょう。


それはさておき、新聞報道では1、2歳児の申請が大幅に増えたと言っている記事もありました。

また横浜市も1、2歳児の枠を増やしていくとしています。

そうなると今年は入れなかった2歳児は…日吉綱島エリアはそれでも新設園が予定されていますけど、来年も横浜保育室の移行があるため日吉エリアはランクアップがいることにお気をつけください。駅近、新築、買い物診療至近となれば転園狙いの方も少ないかもしれませんが。

小規模しか開設事業者が募集されていないエリアなども本当にご注意ください。

 

6/5の児童福祉審議会で新設園・小規模園・認定こども園の認可や、利用調整基準の一部改正の議題が出ています。利用調整基準は3月に一度議題になっていたはずですが、それはきょうだい同時申請時の一部入園と育休延長の件だったのでしょうか。

少なくともこれが終わるまで新設園情報もパブコメも出ないのかなと思います。

横浜市 市民局 広聴相談課 「市民の声」の公表(詳細)

上記のランク見直しも10月までに実施予定と記載されています。

改めて回答を読みましたが、この感じだと差をつける理由は特にないので、内定はほぼほぼフルタイムでAランク取れるようになるのでしょうね。

最近中央区の利用案内を読みましたが、中央区では就労(育休中)で申請して復帰時に異なる就労先に転職していると保育園の内定取消しだそうです。色々な考え方がありますね。