2024.6.21 8割超えロジックの中身が明らかにされました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ac93f63210c3bcf7fcf7260352a7dfa46487381
横浜市こども青少年局保育・教育部渡辺将担当部長 「1歳以降も育児休業を取得したいと回答した母親の割合が8割を超えている現状。私どもとしては保護者が希望する子育てを実現できることが一番大事。 2歳になるまでは自由に育児休業を取れることが望ましい」
先日の横浜市のニュース。そうか?
足しても8割は超えないのでは?
というわけで
第3期横浜市子ども・子育て支援事業計画(令和7年度~11年度) 横浜市
からデータをダウンロードして、久しぶりに自宅のパソコンを開きましたが、13816の回答のうち10416が1歳以上と回答していました。75.39%でした。中には26とか29とか30歳とかいう目を疑う回答もありました(自分の年齢を答えたのか…)。
ちなみにこれは月単位で回答があり、1番人気は1歳0か月の現行制度でセーフの2967票、2番人気は2歳0か月の1625票、3番は1歳6か月の1189票、4番は3歳0か月の1047票となっており5番は1歳4か月413票と大きく引き離されています。約75%のうち21.48%は1歳0か月であり現行制度の本則で取得可能な期間を希望しているので、この説明の仕方はだいぶ盛っています。せめて1歳1か月以降を集計すべきだったのでは。
ただ、この希望内容や4月にならないと定員の開けようがない保育園の現状から言うと1歳6か月で一度延長期間を区切るのはダルすぎでは…とは思いました。
横浜市におかれましては父親の6か月以内に復帰したいという要望にも目を向けて0歳児の定員を減らしすぎないようお願いいたします。
ちなみにソースがニーズ調査だというのは私の勝手な推測なので保留児童家庭のみを対象にアンケートで事実8割超えだったのかもしれません。
でも保留児童の家庭だったら、育休延長希望がかなり含まれますし、育休延長を希望しやすい層に絞ってアンケートをとりました!みたいな話ですよね、それは。