3年目のヨコハマ保活

3年続いた保活が2021年に終了しました。2年目からは激戦区港北に突入し、とりあえず終了しました。

閑話休題33 2020年の横浜市認可保育園の監査結果出ました。

来ました。まずはお知らせまでに。

 

あまり読めていないのですが、綱島エリアでは2年連続監査対象となり、昨年と同じ指摘を受けた園があります。指摘事項の中には改善済とされるものと改善取組中とされるものがあり、それは直近の監査結果の場合、今年の6月時点の状況とされています。

したがって一昨年の指摘事項が今年まで改善されていない可能性があります。

訂正します。以下は社会福祉法人の基準なので、

保育所その他児童福祉施設については、前年度の指導監査結果等から良好に運営されていると認められる児童福祉施設は、実地監査を2年に1回とする場合があります。ただし、実地監査を行わない年においては、当該施設の最低基準の維持に関連する必要事項について、書面により報告をいただきます。なお、報告書の内容等によっては、必要に応じて臨時に実地監査を行うことがあります。

なので、良好に運営されていると認められない児童福祉施設である可能性があるだけで、大きな問題云々は関係なさそうです。

9/6逆に言えば前年に指摘事項があってもその次の年に監査を受けていなければ横浜市の基準から言えば良好な運営をしているということなのであれば、監査結果の見方は格段に気楽になります。監査はその時、ほんの一時の状態に対する判断ですから、安定して良好なのかを知りたい保活でこのような見方をするのは少し極端ではありますが、ま、いっか…と思えることも選択肢を広げるためには必要ですから、希望する園に指摘事項があった場合、監査基準でどのようなレベルの指摘なのか、前年度、前々年度の監査結果には載っているのかなどを確認して常連ではないことを確認してはいかがでしょうか。

また、横浜市の基準では大きな問題がない法人は3年に1回の一般指導監査で良いとされているので、2年連続受けることになったことで、横浜市に大きな問題がないわけではない法人と評価された可能性について、ついつい思いを馳せてしまいました(婉曲表現を心がけました)。

https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/kosodate/ninka/gaiyou.files/0034_20200720.pdf

 

経理面での指摘は、法人本部処理に問題があり、保育園の現場の問題ではないと思われる内容も多いので、保活の際にどの程度気にするかというのは悩むところなのですが(中身を読んでやばそうか判断するしかないが、帳簿の不備系なら処理が間違ったのか、全くデータが出来ていないのか、園に備え付けるべきものを本部に置いて良しとしていただけなのか。配置不足なら年に数日配置不足だったのか、特定の時間帯常に配置不足だったのかなどを確認するには監査基準の該当項目を一個一個確認するしかない。なお配置に関しては保育所運営監査基準の指摘事項の類型を見ると後者のレベルのように思うが、前者は会計基準を知らないため読むのが苦痛)、何百とある他の施設がクリア出来ている基準を2年以上かけても改善出来ないというのは、例え保育者に直接関係なくても嫌な話です。

 

また、昨年度は特別指導監査は市内で一件もありませんでした。

今年の年明けに隣の区の心がざわつくニュースを見た記憶もありましたが、保育士一斉退職くらいでは特別指導監査はしないのか、今年やっているのか。21/10/28追記 22年4月から運営法人が変更になったようですね。そうすると変わってすぐ特別指導というのはやらないかもしれないですね。前の法人の話ですから。

むしろ特別指導監査をくらった一昨年の園(いずれも港北区ではありません。)は何をやったんだ…となるのでご紹介すると、虚偽文書作成で委託費を不正に受給、多額の不正支出でした。やはりお金は別格、という感じなのでしょうか。

 

社会福祉法人・施設・地域型保育事業の指導監査の概要について(保育所その他児童福祉施設等に係るもの) 横浜市