3年目のヨコハマ保活

3年続いた保活が2021年に終了しました。2年目からは激戦区港北に突入し、とりあえず終了しました。

閑話休題67 一年前の記事を振り返れというのですが、一年前の今頃も保育園の不適切運営などの話題でした。

最近はS区のこども園の不適切保育報道がよ目につきます。

SNSなどでは園名が出ていてほぼ特定できる状況です。どうも下記の記事の園のようなのですが。

www.yomiuri.co.jp

 

ponpn.hatenablog.com

 

2023/3/10追記

この時、文書指導がされるのであれば公表するのかと思っていたのですが、実は不適切保育などは文書指導があっても公表されないことがあると今回の件で気づきました。

SNS横浜市の議員が載せている資料では、幼保連携型認定こども園にR3.11.30とR5.2.15に指導文書を発出していることになっています。

しかし下記のページから閲覧できる

令和3年度において文書指摘事項があった施設・法人数

のうち、幼保連携型認定こども園は2施設が文書指摘を受けたことになっていますが、いずれも瀬谷区ではありません。

社会福祉法人・施設・地域型保育事業の指導監査の概要について(保育所その他児童福祉施設等に係るもの) 横浜市

 

そこで本件について言及していると思わしき市民の声への回答をみると以下のようになっていました。

横浜市 市民局 広聴相談課 「市民の声」の公表(詳細)

なお、市が保育施設等を指導している事案について、状況によっては公表する場合もありますが、在園児への影響や今後の施設運営への影響を鑑み、基本的に公表しておりません。

初見では、ここで言う指導は指導基準からの逸脱の程度が軽い時に行う口頭指導などかと思っていたのですが、おそらく不適切保育などの在園児への影響が見込まれる事案は文書指摘をしていても公表していないということなのでしょう。それとも文章指摘>文章指導>口頭指導なのか(そんなばかな。)。

 

指導している(している、とはおそらく改善されていないという意味でしょう。)、園は基本的に公表していないとまで言い切っているので、一般的に保護者が一番避けたいタイプの園は公表しないという、悲しい事実が明らかになってしまいました。ほかに毎年指摘されて公表されている某認定こども園などもありますが、都度改善されているから公表しているのでしょうか…。

 

これから保活をはじめる方にとっては、そんな保育園をどのように見抜けばいいのか気になるところですが、見学に行って雰囲気を感じ取れればラッキーくらいで、基本的には事前にはわからないのではないのでしょうか。

被害者の意向などもあるので詳細を公表するのが難しいのはあると思いますが、別に不適切な保育を行っているから指導したくらい、良いのではと思います。

実際、認可外などは過去そういった指摘が公表されていたと思います。虐待のある保育園など、行くと食中毒になる飲食店みたいなもので、ないことを前提に世の中は動いていますから、公的機関にはきちんと取り締まって情報を公表してほしいですね。

 

追記ここまで

 

以前気になる文書指導が公表されている園の福祉サービス第三者評価をあえて読んで、感想を書く悪趣味記事も書いていたので、SNSで見た園の第三者評価を探したのですがこども園になったのが2020年7月(当初4月であったのを鉄骨部材の調達納期延期で開園延期)であるためまだ受検していないようです。

 

港北区近辺の方にとっては最近突然よく目に入るようになったという印象だと思いますが、このとおり一年近く公にトラブルがあるようなので、ネットサーフィン保活は多少新聞社のウェブサイトで何か記事になっている事案がないか検索する程度でもやっておくと良いでしょう。

以前の記事は偶然閲覧したのですが、口コミサイトは真偽を判断する材料が少なすぎるのであまり参考にしないようにしています。本当に保護者なのか、いつの話なのか、全くわからないですし、園名が似ている園がある場合、全く間違っている可能性すらあります。

 

とはいえ保護者の感想などが知りたい場合は、第三者評価の保護者アンケートや、港北区で言えばびーのびーのの冊子など、ある程度手間をかけて収集しているものを見ると良いでしょう。特に第三者評価は現役保護者による回答がほぼ保障されているので、ネットより健全だと思います。(私も回答を求められたことがありますが、評価機関のウェブサイトで直接回答するなど、集計に園が介入出来ない仕組みになっていました。)

 

福祉サービス第三者評価【保育分野】評価結果(令和3年度~平成29年度分) 横浜市