第1回 子ども・子育て支援等に関する企画委員会|こども家庭庁の会議資料をざっと読みました。
こども誰でも通園制度はまだ試行で一部の自治体でしか行われていませんが、2024年度も引き続き試行事業です。
横浜市は一時保育クーポンの配布やウェブ予約の開始、環境整備の補助令和5年度横浜市一時保育受入推進環境整備事業補助金について 横浜市など、一時保育のサービス強化はそれなりにやっているのですが、来年度の誰でも通園制度の試行を実施するかどうかはわかりません。
会議資料には一時保育と誰でも通園はどう違うのか、まとめられていましたので、誰でも通園制度がなんだかわからないけれど実施している地域を羨ましく感じる方は読むと参考になると思います。
いかがでしょう。私の理解でいうと、事情に応じて利用し、予約できれば月120時間まで(横浜市ルール)利用可能なのが一時保育で、特に理由なく、場合によっては通園日はこちらの都合関係なく、2歳までの全員が月10時間まで(2024年試行の上限)通園するのが誰でも通園制度というイメージです。
0-1歳児を月1-3回程度登園させても中々慣れないのではないかと思うのですが、そもそも預かりサービスではなく習い事に近い感覚なんでしょう。とはいえ、お金がある自治体は上乗せしたサービス提供ができるのかもしれませんが。文京区が今年実施したのは週1-2で9時5時なので8時間なので、月10時間どころではありません。
本格実施が何時間になるかはわかりませんが、多分この時間ではパートどころか分割具合によってはリフレッシュも困難かと思いますので、その辺を期待されていた方は、保育料も一時保育程度を検討するとの方向なので一時保育を今から使い倒す方向で考えた方が良いと思います。
この比較表の次のページに誰でも通園制度のシステム構築について記載があるのですが、横浜市が先に一時保育の予約システムを構築してしまったのはお金の無駄だったのか、このへんの補助金を利用してやっていたのか、謎です。
3歳以上の小規模保育については以下のように配置要件は小規模、施設要件は保育所ベース(3-5歳は運動量多いですからね)となったので、あまり横浜市で今小規模をやっている園で活用されるイメージはなくなってしまいました。
小学校で個別支援級に通うような子どもを集める特設的な保育サービスを作るならこういう形態になるのでしょうか。