なかなか今回の利用調整基準の改正に合わせた公式の説明が、優遇される層向けの説明にとどまっており、相対的にライバルもしくは格上が増える層へのメッセージが弱いというふうに感じていたのですが、神奈川区のコンシェルジュは在園児きょうだいがいる家庭も別園書けと忠告しています。
なぜそのようなアドバイスをするのか理由の説明があると更に良いと思いますが、面倒ですし何もないよりマシです。比較的入りにくいというエリアの在園児きょうだいの保護者は読んでおいてください。
2023.10.24追記
過去の自分の記事きょうだい別園割合と2022年4月横浜市保育園入所者のデータ分析 - 3年目のヨコハマ保活を読み返していたのですが、このアドバイスは神奈川区ではなく都筑区の在園児の御家庭にすべきであると感じました。児童福祉審議会で説明されたタスクフォースの分析では、都筑区は特に保留になった在園児家庭の単願率が多いと紹介されています。https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/kodomo/sonota/shingikai/kaigi/kokokaigi.files/221005bukai.pdf
都筑区はもうタスクフォースのことは忘れてしまったのでしょうか。
しかし、このアドバイス、下の子の希望園は一個だとヤバいよ。という内容であり、上の子の転園申請については触れていません。今の園をキープしつつ下の子が入れない場合だけ転園申請を発動させるとかはやっぱりできないんでしょうね。
パブコメでは
意見の概要
転園の場合は調整指数4の対象ではないとのことで、既にきょうだいが在園している場合、上の子が通っている園を引き続き希望するのみしか選択肢がない。同時申請の場合は複数候補申請でき、同園の可能性が高くなる。
意見に対する方針
中略
そのため、きょうだいが既に利用している場合であっても、転園申請により同時申請をすることで、きょうだい揃えの選択肢を増やすことは可能となります。
とあったので、そういう現状維持を第一希望とする特殊な転園申請ができるので純粋におすすめしているか、もしくはこども青少年局はこれまで通って来た園の枠を自ら捨てれば同条件じゃないかというサイコパス的見解をもっているのかどちらかだろうなと思ったので(継続して同じ園にいた方が上のこどもの環境としては良いはずで、離婚すればランクアップで近い優先度になりますよ、とかはサイコパスにしか言えないです。)、前者なら上の子の転園申請もお勧めしてくると思ったのですがそんな感じでもないです。いや、方針として同条件になれるということなんだからお薦めしておいた方が組織としてはブレないと思うのですが。
あ、神奈川区つながりで開園は9月ですが、ハザコクの新設園がオンライン説明会参加募集してます。ほぼ開設一年前ですのでまだ利用申請はできないと思いますが。ほんとはこっちが本題ですが、どうにも港北区向けなブログになので、大上段に構えてみました。