私も御多分に洩れず2021年4月からの利用申請を書いている最中です。
上の子はかなり有利なランクアップを受けることができる見込みですが、タイミングさえ合えば同じ状況の方はいるのではと考えており、新設園から小規模園も含めて10園程度書いています。と言っても受入可能見込みが0人の園も多く書いているのでかなり少ない状況で、今後も追加できそうな所を思いついたら書き足したいと考えています。
下の子はランクアップはないのですが、2歳に比べれば枠があるので、加点で何とかなると考え、同じような希望園にしています。
とは言え不安です。
正直ネタがないので、誰も取り上げていなさそうな資料を探して今日のテーマとします。
まずは横浜市子ども子育て会議保育・教育部会第5回会議資料p16からの抜粋です。
これには、全児童中保育を必要とする児童の割合であるニーズ割合の記載があり、
港北区は0歳 32.2%、1-2歳 62.2%
となっています。
と書いたら子ども子育て支援事業計画を出典とした方がよさそうです。数字はこのままなので、あれですが、他の数字を確認したい人は下記からどうぞ。
「横浜市子ども・子育て支援事業計画」~子ども、みんなが主役!よこはま わくわくプラン~ 横浜市
1-2歳のパーセンテージは市内平均52.8%の中、圧倒的1位です。
一方0歳は市内平均31.1%で、南区34.9%、保土ケ谷区34.4%、西区と中区が33.9%…と続き9番目です。
歪んだニーズですね。区内の保育園の定員設定を見るともっと0歳に重点を置いているような気もします。
さて更に令和2年 (2020) 町丁別の年齢別人口(住民基本台帳による)を見つけました。
令和2(2020)年 町丁別の年齢別人口(住民基本台帳による) 横浜市
今日はこれで遊びます。
まず、ここからベビーブームの町を10位までランキング形式でお送りします。
0歳児男女の人数を町の総人口で割ったパーセンテージの高さで比較します。
町名の横は0歳児の人数です。
1位 北新横浜一丁目 6人 2.5%
駅前エリアです。小学生はほとんどいないんで、あまり長期に住まれてる方はいないかも。
2位 綱島東6丁目 31人 2.44%
3位 綱島東2丁目 35人 1.86%
4位 綱島東1丁目 47人 1.68%
貫禄の並び。1、2歳より多いです。ベビーブーム来てます。
5位 箕輪町2丁目 107人 1.58%
人数!これでも2歳あたりにピークが来てます。
6位 綱島東3丁目 55人 1.57%
そう来なくちゃ。
7位 北新横浜2丁目 11人 1.54%
北新横浜。俄然気になってきました。
8位 綱島東5丁目 57人 1.45%
綱島東の皆さん、泣かないでください。わかってたことじゃないですか。
9位 樽町一丁目 60人 1.38%
初の鶴見川越え!中々の人数です。
10位 綱島西4丁目 47人 1.38%
やっと出てきました。この下に続々続きます。
兎に角綱島がキてるんですね。日吉綱島ではなく、圧倒的綱島感。新綱島に向けて加速してくんでしょうか。
こうなったらすることは一つ。各地域のニーズ割合を掛けて、令和3年4月の入所枠リストと比べて行きましょう。令和2年9月現在の0歳児なんで、半分くらい1歳枠なんですが、そこは気にせず行きます。カッコ内は小規模園込みの数です。
北新横浜 17人*0.322=5.5人 入所枠0人
保育空白エリアでした。住人が余り多くないのです。この人数にニーズ割合掛けても誤差なので、参考までに。
綱島東 285人*0.322=91.8人 入所枠67人(79)
順当にやばいですね。
さてここで、前回0歳児加点について私が勝手に提唱したきょうだいアリ1/4の法則を適用すると22.9人と枠の1/3が加算3点以上を持っています。もちろん全員Aランクとは限りませんが。新綱島駅の開発があるエリアで、2023年頃名称未定の東急電鉄タワマンが出来ます。公共施設直結商業施設有りとはいえ、駐車場が相当あるので、ファミリー向けなのではないでしょうか。このタワマンのビル内に保育園は出来ない模様です。
まだまだ悪化する余地はあると考えましょう。考えたくない。
箕輪町 164人*0.322=52.8人 入所枠24人(33)
半分を下回っています。最悪に近い数値ですね。13.2人がきょうだいアリとすると…
更に箕輪町は2021年と2022年に竣工する大規模マンション プラウドシティ日吉があります。実際には来年3月入居者の数字が上乗せされますので、きっつきつです。その次はもっとです。
樽町 186人*0.322=59.9人 入所枠42人
上2つが悪すぎて、まあ、これくらいなら…などと思ってしまいます。
綱島西 212人*0.322=68.3人 入所枠62人(70)
かなりイケてます!周辺エリアの皆さまも綱島西が通園範囲であれば積極的に検討して良いのではないでしょうか。ただこの町内は代わりに1、2歳児の枠がかなり渋いのです。あくまで0歳児の話でしかも推計と思ってください。
2022年3月竣工のファミリー向けマンション クリオレジダンス横浜綱島がありますので、今0歳のお子様は、今でしょ!という感じです。
適当に暗算してる部分もあるので、間違っているかもしれません。
皆さんのお住まいの町はありましたでしょうか。綱島西0歳児申請の方以外は全く安心できない結果に終わりましたね。
あと、1、2歳児のことは考えたくもないですね。
でもやりますか!ニーズ割合にあわせて1歳と2歳は合計してやります。
オマケ:1、2歳児編
まず、単純に1、2歳児の人口割合の多い町です。
1位 綱島東6丁目 52人 4.10%
王者です。
2位 北新横浜2丁目 25人 3.50%
こちらの方は小学生もぼちぼち。
3位 箕輪町2丁目 234人 3.48%
貫禄。
4位 綱島東5丁目 134人 3.40%
5位 北新横浜1丁目 8人 3.33%
6位 綱島東3丁目 106人 3.03%
7位 新吉田東4丁目 37人 2.97%
8位 樽町1丁目 128人 2.95%
9位 綱島東4丁目 131人 2.94%
10位 綱島東1丁目 81人 2.90%
さて、1、2歳児については空き枠ではなく定員数でやります。
というのはニーズ割合には0歳で既に入所している子どもも含まれているからです。
このため、0歳よりも実際の入り易さからは解離しやすいです。0歳で余裕があった結果、町外から子どもを受入れていればその人数分は1、2歳以降も、その地域の保育の枠を使い続ける可能性が高いのです。
定員の数は下記の2020年7月に新設園だけ手で足します。
綱島東 555人*0.622=345.2人 定員枠242人(302)
箕輪町 328人*0.622=204.0人 定員枠107人(145)
新吉田東 402人*0.622=250.0人 定員枠152人
樽町 414人*0.622=257.5人 定員枠153人
綱島西 386人*0.622=240.0人 定員枠182人(214)
新吉田東は認定こども園の枠が大きいですね。前回審査請求の案件を新吉田東か綱島西で迷って綱島西と決めつけましたが、新吉田東の方が上記の数値では厳しいです。しかし、先に書いておいた通り、綱島西は0歳児がぬるめなので、182名中124名分の枠が0歳で固まっているんですよね。そうなると、約60の受入枠を120人で奪い合っているのか、それより悪い状況かもしれないので箕輪町と同じくらいなんですよね。
むしろ箕輪町は、0歳より悪化していないので関心しました。新園効果なんだと思います。しかし、実際には来年3月から大量に転入者がいるため、0歳児同様に相当悪化しますから、何も楽観できません。
樽町も綱島西と同様の理由で0歳でかなり枠を使ったので1、2歳の方がかなり厳しくなっています。
実際のところどうなるかは開けてみないとわかりませんが、希望園を広げる際の参考になれば幸いです。
日吉の名前が全然出てきませんでした。最初に総人口における低年齢児の割合で絞ってしまったので、子どもは多いのに高齢層に霞んでしまったのかもしれません。
次回は、横浜市行政不服審査会が10月20日に開かれているようなので、新しく出た答申の中に保育園絡みがあれば取り上げていきたいと思います。
あとは申請者におけるAランクの割合などがわかると楽しいのですが、見つけられなかったので、見つかったらそのうち加筆したいです。
それにしても、各地域1学年50名くらいあぶれている計算になるんですが、どこにいるんでしょうか。3歳だと幼稚園行ったりするのはわかるんですが、2歳の入所待ち人数が合わない気が…下の子の育休で申込事由が喪失することもあるとは思いますが、残りは認可外・プレ幼稚園・育休継続で何とかやっているのでしょうか。それとも引越し?