市民の声からの情報ですが、来年度に向けた利用調整基準の改正内容には居宅外労働優先の見直しが含まれる模様です。
今まで居宅内労働については労働時間が最高でもBランクまでで調整されてきましたから、これは大きな改正です。
コロナでフルリモートの仕事は人気が高まっていますから、多くの人にとってうれしい改正でしょう。
一方、保育士以外のいわゆるエッセンシャルワーカーの多くは居宅外である優遇がなくなることになります。品川区などでは医療関係者の優遇を始めていますが今後どうなるでしょうか。
意見公募に注目です。
2022/6/7追記
元々厚生労働省や内閣府の通知では、居宅内外での一律のランク分けは不適切とされていましたが、居宅内での保育が困難な事例が通知に示されたことから、居宅内で保育困難な要件(危険物取扱、出張の有無、職場部分と居宅部分の分けの有無等)を満たす家庭だけを加点して居宅外相当とする自治体もあります。
横浜市はどうするのでしょうね。
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/administer/office/pdf/s75.pdf