3年目のヨコハマ保活

3年続いた保活が2021年に終了しました。2年目からは激戦区港北に突入し、とりあえず終了しました。

定点観測2022年4月 横浜市港北区入所待ち人数

前回はこちら 

 

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なんだか標題変わってませんか。

綱島東は思ったより悪化せず、箕輪町はやはり3歳児クラス2桁待ちが出てきたのですが、1歳児クラスがこの程度で済んでいるか少し不思議なくらい昨年と同程度です。もっと悪化しても不思議ではなかったと思います。

綱島西の1歳児は目に見えて改善しました。

綱島西はかなり横浜保育室の認可移行も含めかなり整備されたことが原因だと思いますが、他は少子化とか申請控えなんでしょうか。

 

落ちた方も大勢いるわけで、二次利用調整は小規模の枠変更をしっかりチェックして行かれるのが良いかと思います。

 

箕輪町の新設園は昨年の新設園より待ち人数が少なかったですね。詳細が不明で書きにくかったという感じなのか、箕輪町の人は駅近でも坂を登るから嬉しくないのか。

高田の駅近や日吉二丁目の新設園などはわりと新設でも他の園と遜色なく待ち人数がいる感じでした。

 

日吉綱島エリア全体ではどうも2、3歳児が若干悪化という印象なんです。新設園数が少なかったので3歳児は区全体では枠が減っているくらいですから、そこもあるとは思うのですが。

2歳児は枠は区全体では微増でしたが、枠というより、二次利用調整の空き枠を見る限り小規模の2歳児枠を余らせている反動もあると思われます。小規模絶対NGで待ち人数に上がっている人も中にはいると思うのですが、それより、小規模からの認可転園やきょうだい同園狙いなどの需要が含まれているのではないかと思います。これらの転園申請には加点がついているので、結構ハイレベルな戦いが繰り広げられているのかな、と。

 

ツイッターなどの盛り上がりを見たのですが、何十園も書いて全落ちの方を生み出すより、横浜市は入園最低ランク(加点)を公表して、箸にも棒にも引っかからない層にアピールした方が良いのではないでしょうか。都内では加点状況に加えて保育料上の世帯収入ランクすら公表しているところもあります。定員が1名の枠などは非公表になっていますが、周辺の園の状況を見て予想をつけることができます。

都内の点数制に比べて横浜市のランク制は多段過ぎて保育士や在園児ランクアップが即わかってしまったり、加点3点の場合、小学生以下の子の数が重要なファクターになるので微妙に痒いところに手が届かなかったりしますが、大事なのはそういう年によって運で決まる要素を公表することではなく、何十園書いても決まりようがない層に事前に明確に説明できることだと思います(その意味ではAランク加点なしで例年見込みのない年収帯があればそれがわかるように公表してあげるのが良いと思います。)。保育コンシェルジュに聞けば引っ越しや認可外を遠回しに勧めているのかもしれませんが、そのような遠回しな案内だけでは納得せずに何十園も見学に行っている人がいるのであれば、それは横浜市の提示する情報が不十分なせいであり、私の妄想上の話ですが、非常に不愉快に感じました。

 

入所待ち人数

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昨年の

 

 

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2023年4月横浜市保育園 保育ニーズの割合が補正予定、0歳児の整備はスクラップアンドビルド、1・2歳児は増える見込み。

2023.2.4 横浜市子ども・子育て会議の総会資料が公表されており、区別の改訂後のニーズ割合らしきものが掲載されていました。これによると港北区の保育園の0歳児ニーズ割合はむしろ、32.2%から33.6%に上方修正されていました(他の区はほぼ下がっています。これまでトップ層だった鶴見、中、西、神奈川、保土ケ谷区も整備地域常連の戸塚区もです。)。

従って、この記事の町別の推計は完全な間違いとなりましたので、訂正します。

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/kodomo/sonota/shingikai/kaigi/kokokaigi.files/0108_20220201.pdf

 

正確には、まだ補正されていないのですが、昨年中に市議会に報告されていました。

https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/kiroku/katsudo/r3/R03_kokyo.files/j4-20211215-kd-82.pdf

0歳のニーズ割合については2024年までの申請率増の見込みを少し低めに補正し、その分を1、2歳児に振り替えるそうです。

0歳児の補正幅は0歳児の保育の必要量を直近3年の平均量と2024年の量が同水準になるようにしています。

 

つまりどうなるのかというと、0歳児の定員は今後数年増やさないように整備するということです。

それじゃあ日吉綱島あたりの0歳児の保留児童の状況はずっと改善しないのかというと、そこはまだよくわかりません。

 

というのも横浜市は0歳児の定員が余っている保育園は0歳児の定員を減らすと児童1人分につき25万円もらえるというキャンペーンを始めるので、これに乗る事業者が多ければ、減った分を日吉綱島エリアの新設園の0歳児定員数に振り分ければ理屈上は計画と合うからです。

 

キャンペーンは1歳児受入枠拡大促進事業という名称(0歳児の持ち上がりが減るので1歳児の新規受け入れ枠が増えるため。文才!)です。

https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/kosodate/seibi/r5_4hoikujoseibi.files/0031_20211011.pdf

令和5年4月に向けた保育所整備等について 横浜市

 

この計画の懸念点は、事業者が0歳児枠を減らしたがらなかった場合どうするかというところです。

定員が割れていても、一時保育などで収入があれば、実入りのよい0歳児の定員を25万円で永久にカットするメリットが事業者にあるのか。私は計算したことがないので、よくわかりません。人員に余裕があるか否かでも変わってしまう気がします。

 

さて、見直し後のニーズ割合で以前の記事を計算しなおしましょう。

(1/31追記 横浜市は区別にニーズ割合を設定していた気がするので、下記の全体版ニーズ割合でクリアしても実際の改定後の計画では港北区はやっぱり全体として0歳児の需要にあった整備をクリアしていない可能性もあります。)

2022.2.4 訂正します。港北区の修正案である33.6%に引き上げて再計算します。

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箕輪町の0歳児は210人(前年164)、0歳児の保育必要量67.62→70.56人、認可園小規模園の定員36人

悪化です。悪化。必要数の半分です。

 

綱島東の0歳児は267人(前年285)、0歳児の保育の必要量85.97→89.71人、認可園小規模園の定員79人

悪化です。隣接する箕輪町の状況も踏まえると0歳児クラスを整備しても違和感ないです。

 

以下0歳児の定員枠、2021.9の0歳児人口、ニーズ割合を乗じた数字です。

日吉: 68枠、184人×0.322=59.25 ×0.336=61.82

日吉本町: 67枠、232人×0.322=74.70 ×0.336=77.95

日吉本町まだ足りません。

綱島西(+綱島台):  82枠、207人×0.322=66.65 ×0.336=69.55

 

既存の枠で足りている場合、今後の新設園で0歳児クラスが設けられなくなる可能性があります。

これは良し悪しであり、これらのエリアは0歳児クラスが今より入りやすくなる見込みは減りますが、新設園があった場合、1園でも1歳児の需給バランスが大幅に改善する可能性があります。

 

これが今後の育休保活トレンドに影響があるのかはよくわかりません。1歳児で多少入りやすくなるのであれば、4、5月生まれトレンドは多少緩和されるかもしれませんし、0歳児4月で認可外加点を狙うのはコスパが悪くなってくるかもしれません。

一方で現行の日吉綱島エリアの園が0歳児定員を減らすことは多くは考えられない(キャンペーン対象となる定員余りの園が少ない)のと、育休手当金の延長ルールは変わらないので、0歳児と1歳児4月枠どちらもチャレンジするが、0歳児ではあまり希望園の手を広げない(育休延長希望なら最低の1園だけ希望)的な申請が多くなるのではないでしょうか。

先日アンケートを読んだ限りでも、都内や横浜市では希望園に入るため復帰希望時期を妥協する趣旨の回答が多かった気がします。

多胎児や2人連続育休で低年齢複数自宅保育に限界を感じるとか2人目以降や職歴の都合上早めに入園させたいなどの事情がなければ世間では0歳児クラスでの入園は人気がないのかもしれません。フルタイム前提なら収入的には結構変わる気がするのですが、入園すると在園時間的にフルタイムではない家庭(時短?)が半数くらいだったりもします。

 

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今日が今年の一次結果の発送ですね。また変な時期に変な記事を更新しました。

多分当日には到着しませんが、待ち人数や二次利用調整等の情報は更新される可能性がありますので、区役所の保育園の利用申請ページに注目です。

 

完全に1日飛んでいました…

閑話休題51 ネットの口コミ…

S区で大量退職の発生したこども園があり横浜市より立入調査と改善命令があったとのネットの口コミを見ました(港北区でこの区のこの場所に入園希望を出している方はほぼいないと思われます。)。

うそかほんとかわからないので、口コミは話半分にしか見ないのですが、話が大きくて気になりました。

 

横浜市保育所指導監査基準(運営編)には職員配置の基準として以下の項目があり、違反の程度が軽微ではない、口頭では改善が見込まれないとなった場合には改善措置をとるべき旨を文書指導すると記載されているので、大量退職で改善命令というのも、命令かどうかはさておき、大量退職が現に発生したとなると監査を受けて改善の文書指導というのはいかにもありそうです。

 

直近3年間に採用した正規保育士の半数以上が退職したり、年間で半数以上退職する等、正規保育士の定着率が著しく低くなっ ている場合、適切な対応がなされていない。

一方一昨年の年末、神奈川区の保育園での大量退職が報道されました(私が見たネットの記事はすでに消えています)が、これに対応した監査が行われたかどうかは定かではありません(監査して指導があれば公表していると思われるため、監査があったが指導がなかったか、監査自体されていないかの2つの可能性がある。)。

 

文書指導があれば公表されるため事実かどうかは来年の監査結果の公表でわかると思うのですが、この園に入園希望を出している家庭の気持ちを考えると、中々厳しいものがあります。

 

本来認可園は全て一定水準以上であるべきですし、特に大量退職であれば、その前に見学した園の雰囲気などが大幅に変わっているおそれがありますから、速やかに公表する仕組みにしてほしいですね。

企業主導型保育園に対し、国の委託機関が行う特別立入調査については、例えば1/6に文書指導をおこなったことを1/18に公表するなど、都度公表する仕組みがあります。

閑話休題50 横浜市はまん延防止等重点措置に伴い1/21からコロナの登園自粛分の保育料は返還

2022/3/5 昨日付で下記のページが更新されて、返金期間も延長です。通知はありませんが、

なお、令和4年1月21日から3月21日(まん延防止措置等重点期間終了)までの間、ご家庭での保育が可能な場合に登園しなかった日数に応じて利用料を減額いたします(登園しなかった場合は理由を問わず利用料減額の対象となります)。※保護者の方が利用料(保育料)の日割りの手続を行って頂く必要はありません。 (必要な場合は個別にお送りします)。

となっています。

新型コロナウイルス感染症対策に係る保育所等の対応について(令和4年3月4日時点) 横浜市

 

2022/2/10

はい、まんえん防止等重点措置期間延長で、3/6まで返金期間延長です。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/hoiku-yoji/shisetsu/000000000.files/0137_20220210.pdf

 

タイトルどおりです。期間は2/13までということらしいですね。

詳細はわかりませんが、前回と同じく無償化にならない2歳児クラス以下の話かと思われます。

 

「まん延防止等重点措置」適用に伴う横浜市の対応について 横浜市

以下、いつものページ更新されました。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/hoiku-yoji/shisetsu/000000000.files/0120_20220120.pdf

新型コロナウイルス感染症対策に係る保育所等の対応について(令和4年2月10日時点) 横浜市

閑話休題49 4月入園情報の早い自治体(首都圏)

杉並区はもう結果が出ていて、早いですね。

昨年より申込者数は0、1歳児クラスは減っている模様です。世田谷区や墨田区新宿区中央区千代田区は結果は知りませんが、申込者数は公表しています。世田谷区は真逆で0、1歳児が増えて2歳児が減っています。墨田区は合計欄がないのでよくわかりません。場所による…という感じです。新宿区は0歳児が減っている。中央区は全年齢減っている。千代田区は3歳児だけ増えている。

 

東京は転出超過が続いていたのでよくわからないですが、極端な揺り戻しは発生していない模様です。申請率増に少子化が勝ったのでしょうか。少なくとも横浜市内で全域的に保活難易度が上がるとかはなさそうです。

私の興味はもう少し狭いエリアの話なのであまり役には立ちませんでした。

川崎市は今週末発送ですね。

 

1/24更新

川崎市は、全体は見ていないのですが、中原区などの二次利用調整枠を見る限り0歳児は昨年に引き続き利用控えがありそうな気もします。1歳児以降は普通に二次利用調整枠は0が多いです。

 

またまん防になりそうですが、川崎市の休園状況的には第五波のピークに近いくらいになっている気がするので、在園のご家庭は休園になる気でいた方がよいでしょう。

 

閑話休題48 一次利用調整結果への備え関連

 

toyokeizai.net

 

体系的でわかりやすい。

横浜市特有の事情を付け加えると小規模の保育料は認可園より少し安いです。

また、0-3歳児クラスの二次利用調整の枠は必ずしも多くないので、認可外や幼稚園は早めに検討に入れる方が良いです。認可外は必ずしも先着順ではありませんが、同条件なら先着で声かけすることが多いと思われるためです。

 

また、テーマからずれますが、年度限定保育という1、2歳児が次の年度末までの期限付きで認可園に在籍できるというシステムがあります。これは保留通知と同時に案内があり、逆に保留通知受領までは動くことができないものになります。年度末で確実に出ていかなければならない一方で次年度4月の入所に5点、年度途中の転園に1点加点がつく、認可園の環境を享受できるので、悪くない条件と感じる方は少なくないと思います。保育料は認可園と同程度で一万円未満切り捨ての金額を園に直接支払います。デメリットは空いていても次年度情報へ更新は許されない、誰が入園できるのか選考方法が不透明(横浜市からは保育士を優先するよう勧奨されているが明文化されたルールなし)、市の公表資料では定員もわからない、これまでの状況では2歳児の枠を設定する園が少ない、などです。日吉の方の新設園の一つは年度限定枠を設定することと、定員を自社ホームページで公表していた気がします。個人的にはこれも申込は早いに越したことはないと思いますが、昨年は申込開始が3月だったので、認可外より今動けることは少ないです。

参考:令和4年度の保育園向け事業スケジュール

https://www.city.yokohama.lg.jp/business/bunyabetsu/kosodate/seibi/r5_4hoikujoseibi.files/0027_20211011.pdf

また下記調査報告と育休延長目的で保留になった人数を踏まえると4月で認可園にも認可外にも入れなかった家庭のうち、1/3は5月以降8月までに認可外や幼稚園に預けています(コロナの特例や幼稚園もあるので復職や就労しているかどうかは不明ですが。

 

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認可外加点について検討されるご家庭は、横浜保育室とその他の認可外の点数と復職証明の要否の違いについて注意してください。

 

 

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定点観測2022年2月 横浜市港北区入所待ち人数

前回はこちら 

 

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先月もですがベネッセの0歳児は昨年比で50人程増えています。1歳児の待人数はそれほど変わっていないので、気になりますね。

なお、港北区の0歳児の人口は昨年9月は前年同月比で減少していますが、箕輪町は昨年は9月時点で0歳児が50人程増えているので、その影響とみることもできますが、港北区全体でも申請率が上がっている可能性もあります。在宅ワークと親和性の高かった業種の方は在宅ワークの普及により共働きのハードルが下がっているので、コロナ以前より伸びる余地はあるのかもしれません。

 

あとはキッズパートナー綱島東が随分増えている印象があります。比較的新しい園で公式ホームページは文字情報は多くないものの清潔感のある内観写真が掲載され、横浜市役所内でも小規模園を運営しています。人気が出た理由は周辺の子どもが増えたからなのか何なのかよくわかりませんが、堅実感のある駅近ではない保育園が人気に見えるのはコロナ時代っぽさがあります。

 

逆に昨年比で待ち人数が減って見える保育園として市立南日吉保育園があります。

昨年は1歳児クラスの待ち人数が45人でしたが、これが12人。同じ日吉本町のりとるぱんぷきんずも1歳児クラスの待ち人数が減っています。何年か4月の入所待ち人数を見たのですが、日吉本町は年によって入所待ち人数の差が激しいです。りとるぱんぷきんずに比べ南日吉が減っているのは今年度は0歳児の入所待ちが多く、1歳児の入所待ちが然程ではない中で、南日吉の受入月齢だと申請できる人数が限られてしまうことが影響しているように思います(4月入所時点で6カ月未満だと、6カ月に達した後にあえて希望園を変更しないと年度いっぱい待ち人数にカウントされない現象)。

 

今月末は一次利用調整の結果や一次利用調整後の4月の入所待ち人数、二次利用調整の募集枠が公表されます。今年復帰で保活を粘りたい方はその前に保留になった場合の家族間の意思確認、認可外のリストアップなどの備えをされることをおすすめします。別に備えをしていなくてもコンシェルジュから電話がかかってくると思うのですが、保留通知による精神的ダメージを受けた状態で、保留通知の送付元区役所のコンシェルジュから言われたとおりに他の保育手段を調査し家庭内の合意形成を図るより、ダメージを受ける前にそれらをできる範囲で行った方が精神衛生上良いだろうと思うからです。

また、二次利用調整時の空き枠は締切の2、3日前まで更新されることがあるので、自分が見た募集枠が最終版かどうかは意識している必要があります。

きょうだい児で申し込んでいる場合、一次で別園に内定が出ても二次で同園に揃える申請を出すことができます。しかし、保留の場合のように自動エントリーされるわけではないので新たに申請書を提出する必要があります。

 

入所待ち人数

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昨年の

 

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